旬菓茶舎 日と時季(ひととき)
パン・スイーツ
ゆるやかな時間の中で、日本茶と和菓子を楽しめるカフェ
2023年5月1日
目にも美しい、日本茶と季節の和菓子のコース
北九州モノレール旦過駅から徒歩2分。
旦過市場や北九州市立医療センターにほど近い交差点の一角に、白いのれんがかかる店舗が見えてきます。
こちらが2023年2月にオープンした「旬菓茶舎 日と時季(しゅんかちゃや ひととき)」です。
もともと飲食業に関わっていた店主が、「和菓子や日本茶の良さをもっと伝えたい」と開いた同店。
一つ一つ丁寧につくられた季節の和菓子と、産地まで足を運んで選んだという日本茶が並んでいます。
1階にはショップ、2階にはカフェスペースを併設。何と、こちらには珍しいお茶と和菓子のコースがあるそうです。
早速、入口から階段を上がって2階へ♪
甘さ、渋さ、コク。選び抜いた日本茶の変化を堪能
「くつろぎコース」(1,450円)では、本日のお菓子5種類から好みのものをひとつセレクト。
お茶は、煎茶・玉露・和紅茶・フレーバーティーなど15種類から好きなものを選べます(玉露のみプラス200円)。
先付と香の物がついた全4品をゆっくり味わえる、人気のコースです。
日と時季では、先付(一口菓子)、本日のお菓子、香の物とコースの進行に合わせて、同じ茶葉を3回淹れてくれます。
「1煎目はうまみと甘さ、2煎目、3煎目は渋みと苦さを。お茶を余すところなく味わってほしい」というコンセプトで、お湯の温度や蒸らす時間を微妙に変えて、最適なタイミングで提供しています。
茶葉のほとんどが、八女や知覧、静岡などの産地を巡って仕入れた単一品種のもの。
複数の茶葉をブレンドしていない単一品種の茶葉は、それぞれの品種の個性が引き立つそうです。
今回は「甘みとうまみのバランスが良い」という知覧の「あさつゆ」をいただきました。
この日の先付は香ばしい「くるみメープル」。
本日の菓子「浮島 ココア味」は、生地にあんこを練り込んだしっとりとした蒸し菓子で、チョコレートようかんが入っています。
「和菓子がお好きな方は、あんこが好きな方が多いので」という心遣いで、〝追いあんこ〟も添えられていました。
甘いものを食べた後は、口直しの香の物を。
大きな窓から外を眺めながらお漬物とお茶をいただく、最高のリラックスタイムでした!
メニューにはラテやフレーバーティーもあり、単品でもオーダーできます(750円~950円)。
お気に入りの味を、ギフトやお土産に
1階では、季節の和菓子や茶葉を販売しています。
お茶は300円(ティーパック2つ入り)から揃っているので、自宅のティータイムやギフトにもおすすめです。
※令和5年4月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- 旬菓茶舎 日と時季(ひととき)
- 電話番号
- 093-531-0555
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 小倉北区馬借1-5-3
- アクセス
- 北九州モノレール「旦過」駅から徒歩2分
- 営業時間
- 11:00〜19:00
- 店休日
- 火曜日
- 駐車場
- なし(近くにコインパーキングあり)
この記事を書いた人
maki
北九州市在住のライター。育ち盛りの食欲を保ったまま、大人になりました。食べ物の写真を撮る時に「おいしそう」「すごくおいしそう」って語りかける癖があります。最近、自宅用に冷凍庫を購入したので、まとめ買いがはかどって仕方ありません。