SIOIRI bakery
パン・スイーツ
明太フランスをはじめ、素材の風味を生かした香り豊かな焼き立てパン
2023年12月1日
地元の新鮮な魚や野菜が並ぶ、人気の物産館がリニューアル
若松区の北側を東西にのびる幹線道路、国道495号は気持ちのよいドライブルート。絶好の立ち寄りスポットとして、脇田地区にある海水浴場や海釣り桟橋、人工海浜などを有する「ひびき海の公園」内に、2022年12月に全面リニューアルして生まれ変わった人気の物産館が「SIOIRI」です。
すぐ隣では、雄大な海と空を背景にした結婚式場&レストラン「ザ マティルタスイート」が、アジアンリゾートのような非日常の雰囲気を醸しています。
SIOIRIの店内には地元産の新鮮な魚や野菜が並び、お昼頃までに売り切れてしまうほど。リニューアルにともない、こだわりのドレッシングやジャムといった加工品などの取り扱いも増え、広いカフェスペースも登場しました。
見た目もおいしさも、手間ひまかけた多彩なパンが揃うベーカリー
新しくなったSIOIRIの一番の特徴はベーカリーが誕生したこと。ザ マティルタスイートのフレンチシェフが、「明太フランス」で知られる福岡市の有名店「Full Full」でパンづくりの腕を磨き、ベーカリーシェフとなって毎日焼き立てのパンを提供しています。
季節やその日によって変わりますが、名物の明太フランスはもちろん、ハード系から具だくさんのお惣菜パン、可愛いお菓子パンまで50~60種類。基本的には100%国産小麦粉で、添加物は使っていません。クロワッサンは小麦粉も発酵バターもフランス産を厳選しています。
若松産の素材も取り入れ、フレンチ出身らしく見た目もおいしさも手間をかけたパンはどれも魅力的。中でも、贅沢な具材のバーガーが多彩で、チキン南蛮、ロースカツ、玉子と自家製チャーシュー、フィッシュバーガーなど、ボリュームもあり大満足の味わいです。
耳までやわらかな「汐入食パン」は、生地に一日寝かせた乳酸菌発酵種を加えて毎日焼き上げています。
それぞれに個性のあるパンたちがもたらす、おいしさと感動
さぁ、明太フランスが焼き上がってきました!
今回はベーカリーシェフが一緒に選んでくれた、5種類のパンをいただきます♪
まずは「チキン南蛮」バーガー。やさしい甘酸っぱさの南蛮のタレと、まろやかなタルタルソースは手作りで、もっちりと香りのよいバンズからあふれんばかりのふっくらした大きなチキン。上品で豪快なおいしさがたまりません。
おしゃれな袋に入った明太フランスは、お土産にもいいですね。ソフトなフランスパン生地に、明太子の旨みがじゅわっとしみ込んでいます。
クリーミーなソースのコクが大人にも嬉しい「汐入ウインナードッグ」。
手ごねの生地にココアと3種類のチョコレートを混ぜ込んだ「もっちりごろごろショコラ」は、甘すぎないのにふくよかなチョコの風味が際立ち、もはや素敵なスイーツの域です。
そして新作の「おさつバター」。食パン生地にさらにバターを加え、角切りの鳴門金時が中の端までゴロっと入り、上にもトッピング。
一つ一つに個性があってどれにするか迷うのも楽しく、口に入れると感動が押し寄せる、そんなパンたちです。
※令和5年11月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- SIOIRI bakery
- 電話番号
- 093-742-4111
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 若松区安屋3710
- 営業時間
- 9:30~15:00(平日)、9:30~16:00(土日祝)
- 店休日
- 火曜
- 駐車場
- あり(240台)
- ホームページ
- https://sioiri.store/
この記事を書いた人
sammiek
北九州を偏愛する、小倉北区生まれ戸畑区在住のライター。おしゃべりとお酒とおいしいものが好きで、「これはいい!」と感じたことを誰かに伝えずにはいられない性分。地元初&発やご当地限定には喜び勇んで飛びつき、何でもすぐに検索する調べ魔でもある。