チョコロンブス
テイクアウト・お土産
手間と愛情をかけてカカオ豆から丁寧につくるクラフトチョコレート
2024年3月1日
すべての工程を一貫して行う「ビーントゥバー」スタイル
八幡西区に、丁寧なクラフトチョコレートづくりに取り組んでいる小さな工房があります。
「Bean to Bar(ビーントゥバー)」といわれ、カカオ豆からチョコレートが完成するまでのすべての工程を一貫して行うスタイルです。
カカオ豆の選別、焙煎、磨砕、熟成、成型など数多くの作業を一つひとつ心を込めて、出来上がるまでには約3ヵ月から半年かかります。中でもこだわっているのが、機械では取り除けなかった小さな殻や胚芽をピンセットで取り除く「手選」。この細やかな手間をかけることで味が格段に変わるのだそうです。
6つの産地のチョコレートは風味も個性も魅力もそれぞれ
世界中から仕入れたフェエアトレードのカカオときび糖だけでつくるチョコレートは、ガーナ、メキシコ、ベネズエラ、ウガンダ、タンザニア、トーゴ+ニブの6種類。産地が違えば風味も異なり、それぞれに特徴と個性があります。
カカオ豆生産量世界2位で、日本ではダントツの輸入量を誇るガーナ。ほどよい苦みのあとにすっきりした甘さが広がります。
メキシコは香り高い「ファイン・カカオ」。クセがなく、フルーツのように豊かなフレーバーが印象的です。
「カカオの聖地」ともいわれるベネズエラ。深いコクと上品な甘さのバランスがたまりません。
ウガンダは豊かな自然の中、無農薬カカオ豆の栽培がさかん。ややスパイシーで華やかな味わいです。
有機JASを取得してカカオ豆の品質が守られているタンザニア。果実の香りと爽快感、ベリーのような酸味が際立ちます。
トーゴは、ガーナとの国境が近いパリメ市がカカオ豆の生産中心地。カフェオレのようにまろやかで、カカオ豆からつくる「ニブ」をトッピングすることで食感と力強さも楽しめます。
生産者の思いを感じながら、新しい発見と感動を届けたい
大人のためのビターな「アマンドショコラ」は、アーモンドのカリッとした食感とキャラメリゼの香ばしさ、ほろ苦いチョコレートのハーモニーが抜群。お土産にも喜ばれています。
見た目も可愛い「ほっとチョコスプーン」。温めた牛乳や豆乳、お湯の中でかき混ぜると、心も温まるホットチョコレートに。
くるくる回して溶ける前のとろけたチョコレートも味わってみてくださいね。
代表の得居裕江さんがチョコレートの世界に惹きこまれたのは2018年のこと。飛行機の機内誌で偶然、ビーントゥバーチョコレートを一人で手がける女性の特集記事を読んだのがきっかけでした。
それからカカオ豆や生産者、チョコレートの歴史など、生産地にも足を運んでたくさんのことを学び、多くの人とつながり、数々の出あいと「発見」を大切にしています。
そんな感動とともに、チョコロンブスには「皆さんにもチョコレートの新しい発見をしてほしい」という思いが込められいます。
※3月以降、商品を順次リニューアル予定のため、詳しくはホームページをご確認ください。
※令和6年2月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- チョコロンブス
- 電話番号
- 093-616-7467
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 八幡西区丸尾町3-20
- 営業時間
- 10:00〜18:00 ※来店予約制(ホームページから予約できます)
- 店休日
- 水曜・日曜 ※不定休あり
- 駐車場
- 1台
- ホームページ
- https://chocolumbus.com/
この記事を書いた人
sammiek
北九州を偏愛する、小倉北区生まれ戸畑区在住のライター。おしゃべりとお酒とおいしいものが好きで、「これはいい!」と感じたことを誰かに伝えずにはいられない性分。地元初&発やご当地限定には喜び勇んで飛びつき、何でもすぐに検索する調べ魔でもある。