小倉 匠のパスタ ラ・パペリーナ
お食事
小倉城を一望するイタリアンで、地元の幸を堪能
2022年5月2日
紫川に面したテラスは、小倉の街の特等席
小倉北区の市街地を流れる、紫川のほとり。
かつて細川氏、小笠原氏の居城であった小倉城を中心に勝山公園が整備され、市民の憩いの場となっています。今回ご紹介するのは、地元で愛されるデパート・井筒屋の別館、小倉紫江’S Ⅱの 2階にあるイタリアンです。
「ラ・パぺリーナ」は、1970年創業。オーナーシェフが自らつくりあげるイタリアンは地元の山海の幸を生かし、一工夫加えたものばかり。ここにしかない味わいを求めて通う、長年のリピーターも多い名店です。
まずは、紫川に面したテラス席(要電話予約)からの眺望をご覧ください。
小倉城の天守閣、緑豊かな八坂神社と小倉城庭園、鴎外橋(水鳥の橋)、近代的なリバーウォーク北九州。
小倉の観光名所が一望できる、まさに特等席!
テラス席に限ってペット同伴が可能です。人気の席なので、電話予約が必須です。
地元で採れたものに手間をかけ、ここにしかない味に
さて、通年味わえるジビエや熟成肉、近海の海の幸を使った一皿など名物が数多くある中で、
まずおすすめされたのが「どこにもないサラダ」。
こちらは、上毛町の生産者から届くタンポポなどの野草を新鮮な野菜と合わせ、ナッツ類でアクセントをつけたもの。
シャキシャキと新鮮な野菜の食感と野草のほのかな苦み、自家製ドレッシングの味わいが絶妙にマッチしています。
続いて、自家製カラスミをぜいたくに使ったスパゲティを。
カラスミをおろし金で削るスパゲティが多い中、スライスしたものをたっぷり使用しています。
半生という言葉通り、柔らかさを残したカラスミは全体の味を邪魔しない塩加減で、濃厚な味わい。
毎年1月から6月くらいまでの限定品です!
デザートまで手抜きなし! 最後までじっくり味わって
テラス席でのんびり過ごす食事の締めくくりには、やはりデザートを。
パぺリーナ特製ティラミスとコーヒーのセットをいただきました。
とろりとしたティラミスは、香り高いリキュールを効かせた大人の味。
こんなに本格的な味わいなのに、たっぷり盛り付けてくれる良心的なところがまた嬉しいですね!
「関門海峡ワタリガニのスパゲッティ」など、季節ごとの入荷によって登場する名物料理も多く、
何度足を運んでも発見がありそうです。
長年かけて培った技術と、地元の生産者とのつながりが結実してつくりあげる料理の数々は、
ぜひお店に足を運んで、味わってほしいものです!
※価格はすべて税込み。令和4年5月現在の価格です。
店舗情報
- 店舗名
- 小倉 匠のパスタ ラ・パペリーナ
- 電話番号
- 050-5594-9318
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 小倉北区船場町12-3 小倉紫江’S Ⅱ 2F
- アクセス
- JR小倉駅から徒歩8分
- 営業時間
- 11:00~15:00 17:00~22:00(LO20:30)
- 店休日
- 火曜日、第3月曜日
- 駐車場
- あり(井筒屋提携駐車場)
- ホームページ
- http://la-paperina.jp/
この記事を書いた人
maki
北九州市在住のライター。育ち盛りの食欲を保ったまま、大人になりました。食べ物の写真を撮る時に「おいしそう」「すごくおいしそう」って語りかける癖があります。最近、自宅用に冷凍庫を購入したので、まとめ買いがはかどって仕方ありません。