世界にひとつだけの焼きカレー プリンセスピピ門司港
お食事
門司港×本場タイの食文化が生んだ、食べて元気になる魔法の焼きカレー
2022年6月1日
門司港レトロ地区は焼きカレー激戦区。行列必至の人気店
明治から大正にかけて国際貿易港として栄えた門司港。当時の面影を残す歴史的建造物やホテル、商業施設、飲食店などが立ち並ぶ「門司港レトロ地区」には、約20軒の焼きカレー専門店が存在しています。
J R門司港駅を出てすぐ。海沿いのビルにある「プリンセスピピ門司港」は、ユーラシア大陸25ヶ国を旅した野菜ソムリエの岡嵜孝和さんが開いたアジアンレストラン。門司港発祥の焼きカレーをタイ王宮料理の合鴨レッドカレーのレシピをもとに唯一無二の味にアレンジ。全国から観光客が訪れるため、週末は1〜2時間待ち覚悟の人気店です。
タイ王国妃殿下も絶賛したという焼きカレー2品をご紹介
全国のメディアで紹介され、カレーイベントではNo.1を獲得するなど話題の絶えない「野菜ソムリエの焼きカレー」。グラタン皿もありますが、鍋肌にできるカリカリおこげが美味しいと聞き、パエリア鍋を注文しました。
基本のルウは鶏ガラスープに15種類のハーブやスパイス、ココナッツミルク、酒粕や味噌などの秘伝ペーストを加えた優しい辛さで奥深い味わい。チーズや半熟玉子はとろ〜りまろやかで、野菜は一つひとつの甘みが際立ち、後味すっきり。食べるだけで身体の中が元気にキレイになりそう。
“カレー×めんたい”という意外性で惹かれたのが「めんたいの焼きカレー」。これが驚くほど絶妙なハーモニーなのです。
プチプチッと口の中で弾ける明太子、刻み海苔の風味、濃厚なチーズと半熟玉子がクリーミーなルーと相性抜群!ほのかな酸味のレモンピール、カリカリ梅が隠し味となって、リピーターが多いのも頷けます。
窓越しに見える関門海峡と関門橋の景色がまるで絵画のよう
白い漆喰の壁を基調とする店内は、南イタリア・オストゥーニを思わせる地中海風の雰囲気が素敵♡
運よく海側の席に座れたなら、関門海峡を行き交う外国船や貨物船、関門橋、対岸の下関の景色を楽しんで。
北九州から全国へ!元気とエールを贈る焼きカレーセット
明治日本の産業革命遺産として官営八幡製鐵所が登録されたのが2015年。コロナで5周年記念式典が中止となり、全国の人に“北九州元気です!”のメッセージを届けようと限定セットを企画。
内容は、前述の人気メニューに加え、イカ墨の旨み、ホタルイカやイカの唐揚げの歯応えを楽しめる「漆黒の黒鉄焼きカレー」と、和牛ひき肉炒めのピリ辛味がクセになるガパオ風の「燃える溶鉱炉焼きカレー」など北九州の思い出を語れる4品。全国から注文が相次いでいるそうです。
購入時は写真のような器でなく、お取り寄せ用の紙の器で送られてきます。冷凍で全国発送も可能。公式の通販専用サイトから購入できますよ。https://pppphiphi.thebase.in(公式通販専用サイト)
※令和4年6月現在の情報です。
- 店舗名
- 世界にひとつだけの焼きカレー プリンセスピピ門司港
- 電話番号
- 093-321-0303
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 門司区西海岸1-4-7
- 営業時間
- 11:00〜15:00(LO14:30) 17:00〜21:00(LO20:00)
- 店休日
- 火曜・水曜 ※月曜・木曜はランチのみ
- 駐車場
- なし(近くにコインパーキングあり)
この記事を書いた人
あらい くまこ
空の雲でさえ、綿飴に見えてしまうほど食いしん坊なフリーライター。食べ物を目当てに国内外を旅した機会は数知れず。食品開発、スイーツ店勤務の経験も持つ。市内の産婦人科内のサロンでアロマセラピストとしても活動中!