ほっこりナチュラルな空間で、元板前の店主がつくる揚げたての天丼を

黄金市場商店街近くに昨年オープンした、町の小さな食堂

モノレール香春口三萩野駅から徒歩５分、庶民の台所として知られる黄金市場商店街。
近隣には飲食店が多く、知る人ぞ知るグルメスポットになっています。

今回のお目当ては、商店街から歩いてすぐの場所にある「ごはん屋TAMANOYA」。
関東で板前として働いていた店主・金嶽さんが、2021年に夫婦でオープンした店です。
貼りだされたメニューには、天丼や定食、一品料理の名前がズラリと並び、広い窓からはシンプルな店内が見えます。

カラフルなイラストが飾られた、カフェのようなインテリア

白い壁にギンガムチェックのカーテン、白木の家具。
カフェのようなシンプルなインテリアが親しみやすくて、とても清潔感があります！
これは「ほかの店とは違う雰囲気にしたい」と考えて、夫婦で考えた内装なのだとか。

ランチタイムは少し遅めの午後3時オーダーストップ。この日も女性グループが和気あいあいとランチを楽しんでいました。
店内のあちこちには可愛らしい動物のイラストも飾られていて、若い女性客が多いというのも納得です。

温かみのあるイラストは、一緒に店を切り盛りする奥さんの手によるもの。

揚げたてサクサク、甘辛い関東風のたれを使った「天丼」

「天丼」890円。小鉢に豚汁、漬け物付き。

人気は、エビとイカ、野菜の天ぷらに、こってり甘辛いたれをかけた「天丼」。
まず、天ぷらの形が美しくて嬉しい！サクサク硬めの衣にたれが絡んで、ごはんがどんどん進みます。

全部食べ切れない人のためには、「ハーフサイズ」(670円)も用意されているので安心です。
じっくり煮込まれた具だくさんの豚汁がついてくるのも、嬉しいところですね。

野菜たっぷり、ボリューム満点の「タルタルチキン定食」

「タルタルチキン定食」850円。

店主のおすすめは、「タルタルチキン定食」。
「以前に勤めていた食堂で、皆が競って食べていた味ですよ」
というエピソードにひかれてオーダーすると、どーんと大皿に盛りつけられたタルタルチキンが登場。

鶏天に、七味を効かせた甘辛いたれとタルタルソースをトッピング。うま味のあるしょうゆベースのたれとマイルドなタルタルの風味に、ピリッと七味の辛さが効いています。お肉も野菜もたっぷり食べられる、魅惑の組み合わせですね！
「今日はしっかり食べたい」という日にぴったり。こちらも「ハーフサイズ」(630円)があります。

そのほか、ランチメニューには「ぶりのゴマだれ定食」や、3種類から味つけを選べる「からあげ定食」、薬味たっぷりの「カツオタタキ定食」などがラインナップ。
綺麗に盛り付けて仕上げられているのに、どこか友達の家で食事しているようなほっとする雰囲気が魅力的です。

「のんびりリラックスしてほしい」という思いから、カクテルなどのお酒のメニューや一品料理も充実。さまざまな楽しみ方ができそうです。
今後は、完全予約制でペット同伴可のイベントを開催予定。詳しくは、SNSでチェックしてみてください。

店主の金嶽さん。着用しているのは、マレーグマをあしらったオリジナルTシャツです。

※令和４年9月現在の情報です。

店舗情報

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