寿し処 光本
お食事
関門海峡を眺めながら、 新鮮な魚介が豪快に味わえる特海鮮丼
2022年11月1日
レトロ観光の合間に立ち寄りたい、地元民も通う寿司店
JR門司港駅から徒歩1分。海に面した「門司港レトロ地区」の入口付近にあるのが、「寿し処 光本」です。
周辺には、プレミアホテル門司港や門司郵船ビル、旧大阪商船などの明治・大正ロマン漂う洋館が立ち並んでいます。
早速、瓦屋根造りの入口から中に入ってみることにしましょう。
清潔感のある店内で、関門橋を間近に感じるロケーション
店内は一人でもふらりと入れるほど、親しみやすい雰囲気。数席のテーブル席や大将との会話が楽しめるカウンター席もあり、ゆったりと過ごせる空間です。
奥には掘りこたつ式のお座敷があり、雄大な関門海峡を見ながらの食事は何とも贅沢♡
週末や連休中のお昼どきは、観光客や地元客で満席になるほどの人気店で、最近はS N Sの影響で修学旅行中の小中学生も増えているとか。
10名以上で利用すれば個室(1室)として貸切可能だそうです。
地元の海の幸をとことん味わい尽くす「海鮮丼」
数ある丼物の中でも、人気No.1は「特海鮮丼セット」。
近海で採れた種類豊富な旬の魚介をこれほどリーズナブルに食べられるなんて感激です。
わさびを混ぜた割り醤油をどんぶりの上からたっぷりとかけて実食です!
ネタはどれも鮮度抜群。割り醤油の出汁の旨味と魚介の脂が温かい白ご飯に溶け出し、舌の上でとろけるような美味しさ。ネタの下に添えられているとろろ芋の食感も相まって、スルスルといけちゃいます。途中で温泉卵を加えると、まろやかな味わいに。
大将は、寿司店を営む父親のもとで修業したという生粋の寿司職人。修業時代にまかないで食べていた海鮮丼をアレンジしたもので、醤油だけで食べる丼物とは違い、最後まで飽きずに完食することができました。
セットには、上品で繊細な味つけの海老と椎茸が入った茶碗蒸し、白だしと磯の風味が香る汁物まで付いて、もう大満足です。
「特海鮮丼と海鮮丼の違いは?」と大将に尋ねると、「ネタの種類と量が違いますね」とのこと。
「海鮮レディースセット」は茶碗蒸しと汁物はそのままですが、ご飯を控えめにして、その分、プチデザートが付いてきます。粋な心遣いがうれしいですね。
寿司職人の技が光る、至極の逸品「しめさばの極み」
鯖、塩、酢、昆布と全ての素材を厳選し、脂のノリを左右する締め方までこだわり抜いた名物「しめさばの極み」。
脂の乗った鯖は青魚特有の臭みがなく、風味の良いバッテラ昆布とフワッと握られたシャリとのバランスが絶妙。噛むごとにジワッと旨味が溢れ出す瞬間がたまりません。
この逸品を目当てにわざわざ門司港まで足を伸ばす価値は十分にあります。その日のうちなら、一人前(6貫)から持ち帰りもできますよ。
※令和4年11月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- 寿し処 光本
- 電話番号
- 093-321-8377
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 門司区港町9-2
- 営業時間
- 11:00〜14:00 17:00〜LO.21:00
- 店休日
- 月曜日 ※祝日の場合は、翌日休業
- 駐車場
- なし(近くにコインパーキングあり)
この記事を書いた人
あらい くまこ
空の雲でさえ、綿飴に見えてしまうほど食いしん坊なフリーライター。食べ物を目当てに国内外を旅した機会は数知れず。食品開発、スイーツ店勤務の経験も持つ。市内の産婦人科内のサロンでアロマセラピストとしても活動中!