これぞ温故知新！　懐かしい味を守り続ける本格派の洋食レストラン

細い路地の途中に現れる、トリコロールカラーの洋食店

JR戸畑駅から、戸畑中本町商店街のアーケードを抜けて、飲食店や銭湯が立ち並ぶレトロな雰囲気の一角へ。
中央通りから路地を入った場所にあるのが「フレンチベースの洋食屋しん門」です。

赤いパラソルや観葉植物が置かれた、明るい雰囲気の外観。

1966年の創業以来、ステーキやハンバーグ、オムライスといったおなじみの洋食が看板メニュー。
5年前に現在の場所に移転し、ソムリエの資格を持つ２代目オーナーシェフが
ワインやスイーツ、パスタなど豊富なラインナップを提供しています。
先代の門司昌幸さんは、86歳になった現在も朝の仕込みから現役で活躍されているそうですよ。

アツアツ、サクサク！　丁寧に作られた、まさに洋食の味

では早速、人気の「洋食ランチ」をいただきます！
メインのプレートには、ミニハンバーグと牛肉のカットステーキ、エビと魚のフライ。
コーンポタージュとライス、ドリンクが付いています。
野菜たっぷりで、いろいろな料理を味わえるのが嬉しいですね。

「洋食ランチ」1,430円。

まず、粗びき感を残すハンバーグに、独特のコクがあるデミグラスソースがぴったり！
このデミグラスソースは、何と創業当時から少しずつ継ぎ足してきた秘伝の味で
赤ワインをたっぷり使っているそうです。
揚げたてサクサクのフライに添えられたタルタルソースも、マヨネーズから手づくりしたもの。
コーンポタージュや濃厚な味わいのステーキソースまで、
「ああ、子どもの頃に食べた洋食ってこういう味だったな」と思い出す、何とも懐かしく本格的な味わいなのです。

10歳までの子ども限定「ベビーランチ」880円。

三世代、四世代で食事に来る長年のリピーターも多い同店には、
子ども用のメニュー「ベビーランチ」も用意されています。
ミニハンバーグにエビフライ、ミニスパゲティ、ライスに、ヤクルトとフルーツ、おもちゃ付き。
「子どもの頃に食べた味を、大人になってからも思い出してほしい」という思いから、
ハンバーグやフライは大人と全く同じ味付けで提供。
ファミリー向けに、ベビー用の椅子も用意されています。

ランチ歓送迎会や家族のお祝いなど、さまざまなシーンに対応

くすみカラーを使ったフレンチテイストの店内は全36席。
春には、歓送迎会やランチ会、お祝いで利用する方も多いそうです。

オーナー・シェフソムリエの門司将治さん。

「手軽にいろいろな味が楽しめる時代ですが、新しいものだけではなく、古いものも残していきたい。
久しぶりに来たお客様に『この味は変わらないね』と言ってもらえる店でありたいですね」と、オーナー。

テイクアウトメニューもあるので、自宅でもお店の味を楽しめますよ。

火曜から木曜はランチ営業のみで、金・土・日曜、祝日のみランチとディナー営業中。
土日、祝日は予約を受けていないので、時間に余裕を持って訪れるのが吉です！

※令和5年2月現在の情報です。

店舗情報

• このページをシェア！