うなぎ処 いち川
お食事
ファンを魅了し続ける老舗のうなぎを、定食で味わう
2023年6月1日
湧き上がる“うなぎ欲求”を満たしてくれる老舗
今や、ちとお高い料理の一つとなってしまいましたが、ときどき無性に食べたくなるのが「うなぎ」。これから暑くなるにつれ、食べたい気持ちが抑えきれない日が増えそうです。そんな時、戸畑区民はもちろんのこと、遠方からのファンも足を運ぶのが「うなぎ処いち川」。営業前から行列ができる日もある、人気店です。
うなぎ専門店で人気の定食を味わう
提供されるうなぎは、宮崎県産を使用。備長炭の強い火力で一気に素焼きすることで、表面はパリッと、身はふっくらとした焼き上がりになります。
そこに継ぎ足しながら守り続ける、甘めの“秘伝のタレ”を付けて二度焼きされた蒲焼は、「日本人で本当によかった!」としみじみ思う、最高のご馳走です。
「いち川」では、そんなうなぎを「うな丼」(3,200円)「うな重」(上・4,500円)「せいろ蒸し」(4,100円)などで思いっきり堪能することができるのですが、実は隠れた人気メニューが存在します。それが「いち川定食」です。
取材当日も売り切れていたほどの人気ぶり。女将曰く「うなぎだけじゃなく、バランスよく食事がしたいと考える女性の方や、うなぎは少量で満足されるご年配の方などに好まれています」とのこと。
実は私も「いち川」には個人的にお邪魔しているのですが「うなぎだけを脇目も振らずに食べたい!!」という欲求に支配されていない日は、この定食を注文します。少しずついろんな味を楽しめるという内容が、とってもちょうど良くてありがたいのです。
「いち川」では他にも「うなぎの石焼ビビンバ」(3,400円)や「うなぎ弁当」(3,100円)「ミニせいろ蒸し」(2,100円)「まぶし丼」(1,800円)などなど、お客様目線で“痒いところに手が届く”メニューが存在するため、常連たちの胃袋を掴んで離しません。
王道の一品メニューもお試しを
せっかくの「うなぎ専門店」です。ここでしか味わえない一品料理も味わってみたいところ。中でも絶大な人気を誇るのが「うまき」(900円)です。優しい出汁の味が染み込んだ玉子焼きの中でしっかり主張してくる、うなぎの旨味。何より、うなぎがしっかり入っているので食べ応えも十分です。
「美味しいうなぎを提供するのは当然ですが、心地よい接客で気分良く食事をしてもらえるよう心がけています」と話す女将さん。夏バテ対策に、自分へのご褒美に、ぜひ「いち川」のうなぎを味わってみてください。
晴れならば、足を伸ばしてちょっと寄り道
「いち川」から車で5〜6分のところにある「都島展望公園」は、洞海湾がぐるりと見渡せるだけでなく、遠賀川〜小倉〜門司が望める眺望の素晴らしい場所。夕日や夜景も間違いなく美しいと思いますが、晴天なら日中は真っ赤な若戸大橋もキレイに見えて、清々しい気持ちになれますよ(無料駐車場もあります)。
うなぎとセットで、是非“ハレの日”にお楽しみください♪
※価格はすべて税込み。令和5年5月現在の価格です。
店舗情報
- 店舗名
- うなぎ処 いち川
- 電話番号
- 093-882-5200
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 戸畑区新池2-11-9
- 営業時間
- 11:30~14:00(入店は13:50前までに) 17:00〜19:00(入店は18:50前までに) ※うなぎが無くなり次第、閉店
- 店休日
- 月曜日
- 駐車場
- 有り
- ホームページ
- http://1ichikawa.com/
この記事を書いた人
タニグ
かつて北九州に存在したタウン誌の編集部OG。当時は1日5件という鬼のような飲食店取材も何食わぬ顔でこなしていたけれど、今は食べ放題と脂っこいものがNGなお年頃になったフリーのライター。オジ様率の高い食堂や居酒屋を好みます。