チャイニーズレストランten
お食事
落ち着いた空間で楽しむ、上質で美しい中華・台湾料理
2023年9月1日
化学調味料不使用で、手間ひまかけたこだわりのおいしさ
新しい時代を牽引する理工学系大学や研究機関などが集まる、若松区の「ひびきの学術研究都市」。緑豊かに整備された広い敷地には、国際環境工学部と大学院を擁する北九州市立大学のひびきのキャンパスがあり、充実した環境で多くの学生が学んでいます。
道路を挟んだ閑静な住宅街で、夫婦二人で営むチャイニーズレストラン「ten」。化学調味料を使わず、基本のスープや素材、調理法にもこだわり抜いた中華料理と台湾料理が楽しめます。
2つの窓に面した明るくゆとりのある店内は、ゆっくりとしたひとときが過ごせる上質な空間です。
ランチからディナーコース、人気の単品メニューまで多彩
昼の部は選べるランチ(1,800円)やランチコース(2,700円)、シェフのおまかせフルコース(4,200円、前日までの要予約)、夜の部はシェフおまかせコース(4,200円~、前日までの要予約)ほか、多彩な単品メニューが揃います。
人気の定番メニューをいただきました。
まずは点心のおすすめ「大根もち」。外はカリカリ、中はもっちり、食べる直前にかけるニンニク酢醤油の酸味がおいしさを引き立てます。
次に「黒酢の酢豚」。見てください、この美しくて上品な艶。食べ応えと脂の旨みを感じる肩ロースを使い、3種の酢と2種の醤油でまろやかな深い味わいに仕上げた逸品です。
コクがあるのにさっぱりしていて、しつこくないのは、油を控えめにしつつ旨みを損なわない調理法で、油切りもしっかりと丁寧に行っているから。
「杏仁豆腐」は、その濃厚さとなめらかさに驚きます。杏仁の粉ではなく、杏の種の中にある2種類の「仁」で、一から手作りするお店は珍しく、本来の甘味と香りが際立つ本格派です。
コースでは創作アレンジ料理も味わえ、特別な日にもぴったり
パティシエの奥様が手がける「台湾カステラ」も好評です。ふわしゅわな口当たりに、密度の高いもっちりした生地。コースのデザートとして提供するほか、持ち帰りもできます。温めるとより柔らかくなり、冷やすとしゅわっと感が増すのだそう。
他に、焼菓子や中国茶葉の販売も行っていて、手土産やギフトにも喜ばれています。
オーナーの安藤春樹さんが中華・台湾料理店での修行を経て、「自分が本当に納得できるものを作りたい」と、2009年12月にオープンして以来、その思いを守り続けてきたお店。基本のスープは手間もコストもかかる「親ガラミンチ」から取り、肉は国産、新鮮な魚、地元の野菜など、すべてに妥協を許しません。
月ごとに内容が変わるランチやコースでは、その腕と感性が光る旬の創作アレンジ料理も味わえます。
満足のいくクオリティで女性にも嬉しい、大人のための中華・台湾料理。気軽なランチはもちろん、家族でのお祝い事や夫婦の記念日など、少し特別な日にも訪れたい場所です。
夜は完全予約制ですが、ランチも予約をおすすめします。
※令和5年8月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- チャイニーズレストランten
- 電話番号
- 093-883-7510
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 若松区ひびきの南2-1-16
- 営業時間
- 11:30~15:00(オーダーストップ14:00)、17:30~21:30(オーダーストップ20:30)
- 店休日
- 水曜日 ※月に一度火曜との連休、臨時休業あり
- 駐車場
- あり(5台) ※数に限りがあるため乗り合わせての来店をお願いします
この記事を書いた人
sammiek
北九州を偏愛する、小倉北区生まれ戸畑区在住のライター。おしゃべりとお酒とおいしいものが好きで、「これはいい!」と感じたことを誰かに伝えずにはいられない性分。地元初&発やご当地限定には喜び勇んで飛びつき、何でもすぐに検索する調べ魔でもある。