関門海峡たこ 千春(せんのはる)
お食事
北九州ブランド【関門海峡たこ】を堪能できる、漁師直営のお店
2023年10月2日
北九州の特産品「関門海峡たこ」とは?
モノレール旦過駅から東側の繁華街を抜けた一角。たこ料理の専門店として知られるのが「千春(せんのはる)」です。
こちらで扱うのは、北九州「食」のブランドとして認定されている「関門海峡たこ」。
潮の流れが速い関門海峡で獲れる「関門海峡たこ」は、流れに負けないよう踏ん張って育つため、太くて短い足と、吸盤が足先までビッシリついているのが特徴です。
また、漁場には貝やカニなどの餌が豊富。鍛えられて身が引き締まっているうえに甘みも旨味もギューッと詰まっているんです。
しかも、ブランド管理が徹底されているのも安心ポイント。『北九州市関門海峡たこ協議会』会員の漁業者のみが漁獲した500g以上のマダコ(加工品含む)に限定される、希少価値の高い「たこ」として認知されています。
店主は「たこ漁師」。早朝から漁に出て、そのままランチ営業へ
店主の中内豊さんは漁師歴25年。奥様の裕子さんと共に毎朝、船で漁場へ出てたこ壺漁を行っています。
その日に獲れたたこは、そのままお店へ。
なんと、(朝)たこ漁、(昼)ランチ営業、(夜)営業、というハードスケジュールでお店を切り盛りしています。
「大変では?」の問いかけに、
「夏の漁は暑いし、海が荒れたりして獲れないときが大変ですね」と中内さん。
続けて「大変だけど、関門海峡たこの魅力をたくさんの人に知ってほしいんです」。
「千春」はそんな思いから2016年7月にOPEN。当初は夜営業のみでしたが、店舗の2階にランチ営業専門の2号店も誕生しました。
名物・たこめしも、たこの刺身も楽しめる定食が人気
お昼はからあげ定食、とんかつ定食、サバぬかだき定食など、幅広い定食メニューが揃います。
注目はやっぱり「たこめし定食」。
名物のたこめしも、たこ刺もついて贅沢なお得感!新鮮なお刺身は、その食感と甘みがたまりません。名物たこめしはプリプリと弾力のあるたこと、九州醤油のきいた香ばしい風味が抜群です。
こちらのたこめしは「千春」開店より以前に、朝市で販売していた人気の一品。今でも店舗ではテイクアウト用のたこめし(1パック500円)を販売中です。
その他、たこめし御膳は「千春(ちはる)」「さだ」「こうせつ」の3種類(1,800円~)。ネーミングは裕子さんの推しアーティストからだそうです♪
「関門海峡たこ」の魅力発信源として
関門海峡たこは、1年じゅう堪能できます。夏場は煮だこ、冬場はしゃぶしゃぶなど楽しみ方もいろいろです。
また、「千春」はサッカーチーム「ギラヴァンツ北九州」を応援するサポートショップ。ホーム開催時にはスタジアムでお弁当販売も行い、「関門海峡たこ」の魅力を発信しています。(試合当日は店舗臨時休業)
近ごろは外国人観光客も増えてきたという「千春」。国内外からも注目度の高い北九州ブランド「関門海峡たこ」をぜひともご堪能ください。
※令和5年9月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- 関門海峡たこ 千春(せんのはる)
- 電話番号
- 093-541-7575
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 小倉北区紺屋町12-13 光安ビル1F
- 営業時間
- 11:00~14:00(LO13:30) 17:00~21:00(LO20:30)
- 店休日
- 昼/土日祝日休み 夜/日曜日(祝日は要予約) ※たこの不漁、イベント等での臨時休業あり。事前問い合わせ、予約をおすすめします。
- 駐車場
- なし(近くにコインパーキングあり)
この記事を書いた人
NASSE MIHO
NASSE編集部スタッフ。食べることが大好き。NASSE読者さんたちで作る「競馬女子部」メンバーでもあり、小倉競馬開催時はほぼ出没中。推し活にいそしむカメラ女子でもある。日課は愛犬との散歩。