カレーの概念が変わる!?レトロな商店街で出会った本格スパイスカレーに感動

老舗と新店が入り混じるノスタルジックな商店街

栄町通りとくまで通りを結ぶ60mほどのアーケード。個性豊かな新店舗と老舗が肩を並べるレトロな街並み。

黒崎駅から続くアーケード商店街。放射線状に広がり、八幡西区黒崎と熊手の２つのエリアをまたいで約15の商店街や市場で構成されています。それぞれの商店街に特徴があるので、ふらっと散策して回ると新しい発見があるかも。特に「千日名店街」「くまで通り」「寿通り商店街」では近年新しいお店が次々とオープンし、人気のエリアとなっています。

2020年3月「千日名店街」に移転オープンしたスパイスカレー専門店「タカミカリィ」。移転前のお店で好評だったスパイスカレーをメインに、昼はランチ、夜はバーとしてお酒も提供しています。カレー通の方にはもちろん、辛いカレーが苦手な方も美味しく食べられると遠方から訪れるファンも多いとか。取材当日には、おしゃれな外観に惹かれて訪れるお客様もいました。

昼はランチ、夜はバーと“ジャンルにこだわらない”スタイルが魅力

“色々なイベントを行っているので、カレー屋というジャンルにあまりこだわらないようなお店にしたかった”と語る店主の田中さん。店内は明るくポップな雰囲気で、カウンター席・テーブル席・テラス席があり、書棚には文庫と漫画がずらりと陳列されています。店主の趣味で集めた本をぱらぱらめくりながらオーダーを待つのも楽しいですね。

ベンガルやパキスタンをイメージした本格スパイスカレーにリピーター続出

一番人気のチキンカレー。全てのカレーにはダール（豆のカレー）と副菜がついています。

チキンカレー 1,000円。ダールとチキンカレーの合いがけスタイルとなっています。

ココナッツベースでまろやかだけどしっかりとスパイスを感じるルーに、パラパラとしたライスが絡んで美味しい！インド料理に使われるインディカ米の中でも最高級品と言われる「バスマティライス」を取り寄せているそうです。ダールや副菜と一緒に食べると、さらに食感や味の変化を楽しめます。

マスタードカレー 1,000円。

店主おすすめの『マスタードカレー』は、マスタードの酸味が効いたココナッツベースのカレー。大きなサーモンが一切れ入っています。ほんのりマスタードの香りが漂い、食欲をそそります。

マスタードの粒が良いアクセントとなっています。プチプチの食感が楽しい。

想像していたよりもマスタードのピリッとした辛さはなく、風味を際立たせたマイルドな味に仕上がっていて、初めて味わう美味しさに感動。リピーターが後を絶たないのも頷けます。

夜もアルコールと共に味わえるバーメニューが充実。おすすめは福岡県岡垣町のフクオカクラフトビールだそうです。昼と夜の両方の顔をぜひお楽しみください。

※令和5年11月現在の情報です。

店舗情報

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