ソオカナ
パン・スイーツ
変わらないおいしさを守り続ける、客足の絶えない老舗パン屋さん
2022年7月1日
手間ひまかけたこだわり製法の種類豊富なパン
戸畑区で、いえ北九州市でおすすめのパン屋さんといえば真っ先に名前が挙がるお店のひとつ。九州工業大学の正門のそば、毎日開店から絶え間なくお客さんがやってきます。40年の歴史を2代目となる代表の原壮一郎さんが受け継ぎ、愛され続けている有名店です。
特に忙しい午前中は、店内で焼き上がったパンがどんどん並べられていきます。お惣菜パン、菓子パン、サンドイッチに食パン、種類豊富でどれを選ぶか迷うのも楽しい。
2代目として守るべきこと、新しく挑戦すること、どちらも大切にしている原さん。手間と時間がとてもかかるため今ではあまり取り入れているお店は少ないという、先代からの「ストレート法」にこだわる食パンは、小麦の風味が際立ち「トーストしておいしい食パン」になるのだそう。
人気ランキング上位の「めんたいフランス」や「ガーリックフランス」も、午前11時の焼き上がりに合わせて、朝4時から生地をこね始めて7時間かけて作り、変わらない味を届けてくれます。
新名物や季節限定など気になるパンもいっぱい
「とまらない」シリーズは新名物のオリジナル商品。甘さ控えめの生地でアーモンドやチョコ、抹茶、ストロベリーなどがあり、お土産に買い求める人も多いといいます。
今回、お昼&おやつ用に4種類をチョイス。
まずはお惣菜パン「ゆでたまご」。半分に切ったゆで玉子がまるっと1個分入っているんです。ふんわり柔らかなパン生地に、ぷるんとしたゆで玉子の食感がもう抜群の相性。けっこう大きめなのにペロリといけました。
続いて「ピロシキ」。春雨がアクセントになり、ややピリッとした大人の味わい。“外カリ・中ふわ”の「メロンパン」は言うまでもなく大満足。そして「芋あんぱん」。素朴なのですが、生地とあんのバランスが最高です。
他にも、“外カリ・中モチ”でドライトマトやベーコンが入った「パニーニ」、「たこやきパン」「枝豆とカマンベールチーズ」「いろどり野菜とエビ」「つぶあんと練乳クリーム」「黒糖パン」など、気になるパンがいっぱい。季節限定商品もあるので要チェックです。
海外での経験を生かして小倉にオープンしたカフェ
また、小倉北区の魚町銀天街には、海外で12年間働きカフェも運営していた原さんがその経験を生かして、2017年にオープンしたカフェテリア「そおかな」も。
こちらは奥に広いカフェスペースがあり、パンだけでなく、ニュージーランド発祥の「Allpress」を使い独自の熱風式焙煎の手法を用いたコーヒーをはじめ、ベネディクトや鉄板ステーキといったランチメニューとスイーツなども楽しめます。
※2022年6月現在の情報です
店舗情報
- 店舗名
- ソオカナ
- 電話番号
- 093-871-0014
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 戸畑区中原西2-2-9
- 営業時間
- 7:00~19:00
- 店休日
- 日曜日、月曜日の祝日
- 駐車場
- あり
この記事を書いた人
sammiek
北九州を偏愛する、小倉北区生まれ戸畑区在住のライター。おしゃべりとお酒とおいしいものが好きで、「これはいい!」と感じたことを誰かに伝えずにはいられない性分。地元初&発やご当地限定には喜び勇んで飛びつき、何でもすぐに検索する調べ魔でもある。