パン工房 さくら
パン・スイーツ
国産小麦を使った やさしい味わいの手作りパン
2022年10月3日
地元で愛される門司のちいさなパン屋さん
桜マークのかわいい看板とオレンジのひさしが目印の「パン工房さくら」。
店主の宮川一彦さんは、小倉ホテル、リーガロイヤルホテル等で経験を積んだベテランのパン職人です。
2013年に生まれ育った門司で念願の店を開き、地域の人とのつながりを大切にしながら、子どもから大人まで広く愛されるパン作りをしています。
店頭の看板では、今の季節のおすすめパンを紹介していました。
どれもおいしそうで、食べてみたくなりますね。
約70種類のパンがずらりと並ぶ店内
店のドアを開けると、こじんまりとした店構えからは想像できないほど、豊富な種類のパンが並んでいます。食パンやバケット、塩パンなどシンプルなパン、おかずが入った調理パン、果物が乗った菓子パン、さらに焼き菓子も。
店主のこだわりは、国産小麦、高千穂バターなど上質な素材を使うこと。
すべての商品を、店の奥にある厨房で焼き上げています。
小ぶりのやわらかいパンが5つ入った「うわさのパン」は定番商品。
「バラエティ」セットは、練乳クリーム・チョコ・いちごジャム・ピーナツクリーム・モンブランと5つの味が楽しめます。「練乳クリーム」5個入りもあります。
調理パンも、サンドイッチ、揚げパン、クロワッサンなどいろいろな種類があります。
ライターかごめのイチオシは、「とろりん半熟卵のカレーパン」。その名の通り、半熟のゆで卵が丸ごと入っていて、とろりとした食感がたまりません。カレーは辛さ控えめでやさしい味わいです。
新商品「豆腐ハンバーガー」も、おすすめしたい一品。
ふんわりした豆腐ハンバーグ、きんぴらごぼう、大葉が入っています。それぞれの食感と風味が絶妙にマッチしていて、予想を超えるおいしさでした。
旬の果物、良質な素材を使ったスイーツ
旬の果物を使ったさっくり軽い食感のデニッシュも、「パン工房さくら」の魅力。
季節ごとにいつも新しいメニューが登場します。今はジューシーで爽やかな「シャインマスカットデニッシュ」が人気です。
秋らしい栗や紅芋も捨てがたいですね。
焼き菓子の定番は、動物の「サブレ」。
かわいい見かけですが、高千穂バター、国産小麦、卵、砂糖だけで作った本格派。サクサクの食感で、ピュアなバターの豊かな風味が広がります。横幅が10㎝ほどあり、食べ応えも十分です。
温かい雰囲気でとても親しみやすく、バラエティ豊かなパンの世界を楽しめるお店です。
※令和4年9月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- パン工房 さくら
- 電話番号
- 093-372-1655
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 門司区社ノ木1-17-27
- アクセス
- JR門司駅から徒歩20分 または 西鉄バス社ノ木二丁目下車、徒歩2分
- 営業時間
- 7:00~19:00
- 店休日
- 木曜
- 駐車場
- 1台
- ホームページ
- https://sakura-pan.com/
この記事を書いた人
かごめ
岩手県盛岡市出身のフリーランスライター。東京、台湾、ドイツとあちこち移り住んで北九州市にたどり着き、はや20年。未知のものに対する好奇心が原動力。この街のディープな魅力をもっと知りたい、伝えたいと思っています。