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あつキタ

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波型背景

ゾウのぱん。

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パン・スイーツ

パン・スイーツ

昔ながらの製法で、丁寧に作るこだわりのパン

#ゾウ

#テイクアウト

#パン

#到津の森公園

#調理パン

朝早くから開いている、可愛い名前のパン屋さん

戸畑バイパスにも近いので、車でのアクセスも抜群です。

戸畑総合病院の隣にある「ゾウのぱん」。朝7時からオープンしているため、早朝から通学・通勤途中の人たちが焼き立てのパンを買い求め、19時の閉店まで客足が途切れない人気店です。

総合体育館や到津の森公園を擁する「福岡県営中央公園」にも車で10分程度なので、途中に立ち寄ってパンを購入する方も多いとか。

創業84年!老舗の矜持を感じます

毎日80種類ほどのパンが並ぶ広い店内。品揃えが一番充実するのは午前11時頃。

実は、「ゾウのぱん」として現在の場所にオープンしたのは16年前。その前は戸畑区中本町で「木村屋」という名前で昭和13年から永く営業していたそうです。

「父は久留米の木村屋で修業し、昭和13年に中本町に開業しました。私も東京や大阪でパン作りを学び、昭和26年から父の店で働き始めました」と2代目の山口伸一さん。

パン職人歴53年になる山口さんが、最も大切にしているのは“昔ながらの製法を守り、手を抜かず、丁寧に作る”ということ。

「パンは工程を雑にしてしまうと味が変わってしまう。だから絶対に手が抜けません」と、山口さんの信念を教えてくれました。

そんな“己の道を貫く職人”山口さんに、人気のパンを選んでもらいました。

左下から時計回りに「ココアボール」(200円)、「チョコ棒」(200円)、「レーザン」(270円)。

1番人気の「ココアボール」を食べてみたのですが、ココア味のビスケット生地に包まれた中のパンが驚くほどフワフワ!ほんのり感じる甘味も絶妙なバランスです。

店内には調理パンもたくさん並んでいます。

人気なのは、手前から時計回りに「昔のコロッケ」(200円)、ハムとチーズ味のマヨネーズが入った「ハム・レタス」(220円)、厚切りカツを挟んだ「カツサンド」(340円)。

調理パンですが、パンのおいしさが具材の味に負けていないのが印象的で、どれも食べ応えたっぷりです。       

もっちもちの玄米食パンはリピーター続出!

食パンの中で一番人気の「玄米」(1斤310円)。

「うちの生地は多加水。加水率を高めると機械化しづらいというデメリットがありますが、香り高くもちもちしたパンになるんです。食べればきっと分かってもらえると思いますよ」。

そんな話を聞くと、満腹でも手は伸びます(笑)。写真の「玄米」食パンは、ほんのりと感じる玄米の甘味。そして山口さんの言葉通り、しっとり、ふんわり、もっちりとした食感にがっつりハートを鷲掴みされました。

また買いにきちゃうな、きっと。

なぜ「ゾウのぱん」なのか?

お子さんに喜ばれそうなパンをピックアップ。左下から時計回りに自家製カスタード入りの「ゾウのパン」(200円)、「ブルーベリー」(180円)、「串付きフランク」(170円)、チョコレートクリームがたっぷり入った「トトロのパン」(220円)

最後に、可愛い店名の理由が気になったので尋ねてみました。

「昔、到津の森公園に“ゾウを連れてこよう”というプロジェクトに関わったことがありまして。この店から到津の森公園も近いし…そんなご縁からです」。
調べてみると、戦争の影響で処分され、動物が一頭もいなくなった到津の森公園に、戦後初のゾウがデビューしたのは昭和25年。山口さんが家業に入る前後の出来事だったそうです。

現在は到津の森公園に足を運べば当たり前に可愛いゾウに会えますが、それは山口さんをはじめ、いろんな人たちの努力の結晶なのだな、としみじみ。

お店では、そんなゾウをかたどったパンも人気です。到津の森公園に遊びに行く際は、「ゾウのぱん」をお供にいかがですか?

※価格はすべて税込み。令和4年11月1日現在の価格です。

店舗情報

  • 店舗名
  • ゾウのぱん。
  • 電話番号
  • 093-871-6550
    ※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
  • 住所
  • 戸畑区福柳木1-3-39
  • 営業時間
  • 7:00~19:00
  • 店休日
  • 火曜日
  • 駐車場
  • あり

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この記事を書いた人

タニグ

かつて北九州に存在したタウン誌の編集部OG。当時は1日5件という鬼のような飲食店取材も何食わぬ顔でこなしていたけれど、今は食べ放題と脂っこいものがNGなお年頃になったフリーのライター。オジ様率の高い食堂や居酒屋を好みます。

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