花に囲まれた癒しの空間で、 本格アフタヌーンティーが楽しめるカフェ

夜宮の森のそばにある、かわいいフラワーショップ

美しい花々に囲まれて、ゆったりとティータイムを過ごせたら…想像するだけで贅沢な気持ちになりますよね。そんな至福の時間を提供してくれるお店が戸畑にあるのをご存知ですか？夜宮公園から歩いてすぐの場所にある、カフェを併設したフラワーショップ「flora」（フロラ）です。

将棋の藤井聡太八冠が対局を行い、話題となった「旧安川邸」から歩いて約3分。花束やアレンジメントなどのギフトフラワーや、ブライダル全般の花をオーダーメイドで作成するほか、フラワースクールも開校しています。

普段使いから特別な日まで、どんなシチュエーションにも対応できる多種多様な花がスタンバイ。私も花を購入する際は利用しているのですが、フロラの花にはもらった人だけでなく贈った人も嬉しくなるような“優しさ”を感じます。

店内には花だけでなく、花器や空間をランクアップさせてくれる雑貨、観葉植物などもずらり。

本格アフタヌーンティーで至福のランチタイム

花や植物、雑貨に囲まれたカフェスペース。店舗奥という隠れ家的要素もあり、ゆっくりくつろぐことができます。

これまで花を購入するために何度も訪れていますが、カフェを利用したことはありませんでした。窓際の明るい席に腰をおろし、まずは「ワッフルランチ」（1,300円）をオーダー。すると、運ばれてきたのは３段のティースタンドからなるアフタヌーンティー！本場イギリスで学んだという本格派です。

ティースタンドの上段はフルーツ盛り合わせ、中段はサラダと温料理、下段はワッフル。スープと飲み物（コーヒーや紅茶、ジュースなどから選べます）も付いています。

注文が入ってから作る焼きたてのワッフル。フルーツとの相性を考え、生地から作っているこだわりよう。下段のメニューにはホットサンドやピザパンもあります（料理やフルーツの内容は季節ごとに変わります）。

「自分たちが食べて嬉しいものしか出しません。お客様に来ていただく以上、お花はもちろん、カフェでもきちんとしたものを提供したいのです」と話してくれたのは、オーナーの髙柳実加さん。
買い付けやコンテストへの出場など、世界各国で学び続けている髙柳さんは、フランスでグランプリを受賞するほどの花のスペシャリストですが「大の料理好き」。世界を旅して体験した味や文化のエッセンスは、フロラのカフェメニューにもしっかりと反映されています。

アイデアに脱帽！フルーツが主役のパフェ

もちろん、スイーツメニューもあります。オススメは写真の「フルーツパフェ」（1,000円）。グラスを上にスライドさせると、アイスの上に美しくカットされたフルーツが飛び出してきます。そのユニークな仕掛けとキラキラした見栄えが、女子たちのハートを鷲掴み。フルーツの量もたっぷりで、ボリュームも十分です！

ドリンクにも髙柳さんのこだわりが垣間見えます。コーヒーはマイスターから指導してもらった手入れの一杯、紅茶はフランスやイギリス製の香り高い銘柄を提供しています。なお、紅茶はティーポットで提供されますが、値段はなんと500円！良心的な価格からも「お客様に喜んでもらいたい」という真摯な気持ちが伝わってきます。

「もともと、お花を作っている間に、お客様がお茶でも飲みながらゆっくり待てる場所を…と思ってカフェを作りました。きれいな花や良い香りに包まれながら、ゆっくり特別な時間を過ごし、日々の疲れを癒してもらえたら。そして帰りに“今日、ここにきてよかった”と思ってもらえたら嬉しいです」と髙柳さん。私も取材中に目や舌で喜ばせてもらい、仕事なのにちゃっかり癒されました。今後はカフェも利用しようと思います♪

※価格はすべて税込み。令和５年11月現在の価格です。

店舗情報

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