港の酒屋 みつばや
テイクアウト・お土産
地元産みかんやレモンを使った多彩なオリジナル商品に思いを込めて
2022年6月1日
地元若松区をこよなく愛する、まちの酒屋さん
店構えは昔ながらのまちの酒屋さん。各地から厳選したお酒を取り扱うほか、北九州市、とりわけ地元若松区への愛あふれるオリジナル商品で知られる人気店です。
昨年11月に国の指定重要文化財となった日本初の大吊橋、若戸大橋のほど近く。JR若松駅からは、歴史を刻むレトロなポンプが点在する商店街「ウエル本町」を通り、懐かしさ漂うアーケード商店街「エスト本町」を抜けると、右手に見えてきます。
お酒だけじゃない!種類豊富なオリジナル商品
お店の真ん中に鎮座する、心惹かれるオリジナル商品たち。若戸大橋と風力発電の風車が描かれた「若松みかん梅酒Mikkan」は2011年に誕生。若松区産のこだわりみかんと国産梅、そして幸せの象徴とされるオレンジフラワーの優しい香りと味わいが生きています。「若松いも焼酎Maimo」は若松区産さつま芋と門司区産の米で造られた、いわば地元産原料のコラボ商品。
「北九州レモンサワーの素nomel」はオリジナル商品ではありませんが、北九州の地産地消と地元のおいしさをもっとアピールしたいと誕生したご当地サワー。赤は若戸大橋の色をイメージ、レモンが強めで甘さを抑えた「ドライ」も登場し、どちらもレモンの苦みがほどよく効いていて、さっぱり、きりっとした飲み口が大人のお酒! という感じです。
ノンアルコールの「wakamatsu なつかしみかん」は名前の通り、温州みかんのなつかしくて優しい甘さと爽やかさが広がります。そして、若松区産レモンを使った濃厚な「北九州うるうるレモン」。たっぷりの氷に注いでもいいし、ソーダで割れば美味なレモンスカッシュの出来上がり。
紅茶から始まった、広がる思いと人とのつながり
じつはこの“若松愛”シリーズの始まりは「若松みかん紅茶」。代表の三葉(みば)省吾さんの奥様は若松区で生まれ育ち、小さいころから地元産のみかんが好きでした。
若松区の魅力をもっと知ってほしいと、そのみかんを活用して紅茶を作る計画が持ち上がり、開発に皮を使うため、当時ご夫婦でひたすらみかんを食べたというエピソードも。そこから、商品が話題になると共に、思いを同じくする人ともつながっていきました。
昨年7月には、みかん紅茶と同じ九州産の無農薬和紅茶に、若松区産の無農薬レモンを入れた「若松れもん紅茶」を新発売。
素材のおいしさが凝縮された若松みかんジャム「みかんちゃん」、通常は棄てられてしまう青ミカン(摘果)の果汁がほのかな酸味を醸す「若松みかんドレッシング」も好評です。
さらには、地元で作ったホップを使った若松ビール(毎秋発売)や、若松区「わたりせファーム」のワインも取り扱い。
すべてに、三葉さんご夫婦と地元の人たちのあたたかな気持ちが詰まっています。
※2022年6月現在の情報です
店舗情報
- 店舗名
- 港の酒屋 みつばや
- 電話番号
- 093-761-3882
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 若松区本町1-8-10
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 店休日
- 日曜日、水曜日、祝日
- 駐車場
- あり
- ホームページ
- https://mizbaya-saketen.com/
この記事を書いた人
sammiek
北九州を偏愛する、小倉北区生まれ戸畑区在住のライター。おしゃべりとお酒とおいしいものが好きで、「これはいい!」と感じたことを誰かに伝えずにはいられない性分。地元初&発やご当地限定には喜び勇んで飛びつき、何でもすぐに検索する調べ魔でもある。