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ぬかみそだき ふじた 旦過市場店

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テイクアウト・お土産

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栄養たっぷりの〝ぬかみそ〟で魚を煮込んだ、「ぬかみそだき」をお土産に

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北九州の台所・旦過市場の真ん中にある「ぬかみそだき ふじた」

小倉城からほど近くにあり、いまも懐かしい雰囲気が残る旦過市場。
細いアーケードには、生鮮食品やおそうざいの店が並び、いまも市民に愛され続けています。

ちょうど市場の真ん中ぐらいにある、黄色い看板が目印。

今回ご紹介する「ふじた」は、「ぬかみそだき」の専門店。

「ぬかみそだき」とは「ぬか床」を使った小倉の郷土料理。現在は、ぬか床・醤油・お酒・みりん等の調味料で、いわし・さば等の新鮮な青魚をじっくり炊いたものが一般的。
「じんだ煮」「ぬかだき」などさまざまな名前で呼ばれています。それぞれの家庭ごとに違う味わいがある、まさに〝おふくろの味〟なんですね。

 

「保存料は使わず、食の安全・安心をモットーにていねいに作っています」と、店主の藤田崇秀さん。

 

門司の自社工場で作った商品を、店舗で販売。

「ふじた」のぬかみそだきは、代々伝わる熟成ぬか床を使い、7時間以上かけてじっくりと煮込んだもの。ぬか床に含まれた山椒や唐辛子などの風味に加え、発酵食品ならではの豊かな味わいが溶け込んでいます。

取材中にも、さまざまな年齢層のお客さんが訪れ、ご飯のおかずに、お土産にと買い求めていました。ぬか床を持つ家が少なくなっても、やはりふるさとの味が求められているのですね。

代々受け継がれた秘伝のぬか床から生まれる、マイルドな味わい

「さばのぬかみそだき(1切れ320円)」。

「いわしのぬかみそだき(1尾320円)」。

早速、持ち帰って試食してみました。
青魚の脂っぽさや臭みを全く感じない上に、骨までしっとり柔らかくなっていてそのまま食べられます。ぬかの酸味や辛さが染みこんでいて、白いごはんがどんどん進みます。
冷蔵なら5~6日間は保存が利き、温めなおさずそのまま食べられるので、朝ごはんのおかずにしたり、おにぎりの具にするのもおすすめです。

お土産には、「ちょびぬか」と「ぬかだきめんたい」がオススメ

「ちょびぬか」(810円)と「ふじたのぬかだきめんたい」(化粧箱入、各1,500円)。

「ちょびぬか」は、いわしのぬかみそだきを使いやすいフレーク状にした一品。少しずつ使えるので、お茶漬けに入れたり、隠し味に加えたりとレパートリーが広がります。

「ぬかだきめんたい」は、新しい福岡県のお土産を目指して開発された新商品。ぬかだきに明太子をたっぷり加えたもので、魚はもちろんぬかのエキスを吸い込んだ明太子も美味です!

現在、市内のデパートなどで販売中ですが、2日前までの電話予約で旦過市場内の店舗でも受け取りができます。通販サイトもあるのでぜひ活用してみて。

 

※価格はすべて税込み。令和4年9月現在の価格です。

店舗情報

  • 店舗名
  • ぬかみそだき ふじた 旦過市場店
  • 電話番号
  • 093-551-1263(門司・本社工場093-382-0307)
    ※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
  • 住所
  • 小倉北区魚町4-1-9
  • アクセス
  • JR小倉駅から徒歩10分
  • 営業時間
  • 10:00~18:00
  • 店休日
  • 木曜日
  • 駐車場
  • なし 近くにコインパーキングあり

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この記事を書いた人

maki

北九州市在住のライター。育ち盛りの食欲を保ったまま、大人になりました。食べ物の写真を撮る時に「おいしそう」「すごくおいしそう」って語りかける癖があります。最近、自宅用に冷凍庫を購入したので、まとめ買いがはかどって仕方ありません。

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