ごとう醤油
テイクアウト・お土産
北九州の恵みを全国へ! 地元の旬野菜を使った調味料
2022年3月2日
暖簾を掲げて100年以上。挑戦を続ける醤油屋さん
「THE OUTLETS KITAKYUSHU」の開業を控える東田エリア。話題の大型ショッピングセンター横の、県道50号線から小路を抜け、車で1分ほど走らせた住宅街にある「ごとう醤油」。
黒を基調とした外観がとってもモダンです。
「ごとう醬油」の創業は大正2年。軽トラックで地域を回り、製造した醤油や味噌を配達するという、昔ながらのやり方で営業していました。11年前に4代目として店を任された五嶋隆二さんは「100年以上続く企業として、地元に恩返しができるような取り組みがしたい」と考え、新商品の開発に着手。
「ドレッシング」や「パン専用ムース」などを誕生させたほか、店舗や地域イベントで「みたらし団子」の実演販売(不定期開催)なども行っています。
昔ながらの製法と味を受け継ぐ、自慢の醤油
昔ながらの手法を守りながら、現在9種類のしょう油を製造・販売しています。
中でも「玄」「茜」「月」「粋」には福岡県産大豆と小麦粉を使用。
じっくりと発酵熟成させ、素材本来の旨味が強く感じられる、丸大豆醤油です。
1番人気の「茜」。九州で好まれる、甘味のあるお醤油。
冷ややっこや煮物などにおすすめだそうです。
全て北九州産!旬の野菜を使ったドレッシング
「旬の野菜ドレッシング」シリーズは、2010年に「完熟トマト」からスタート。信頼できる農家たちとの繋がりを構築しながら、現在は12種類のドレッシングを製造しています。
特にこだわったのは、素材の味を最大限に生かすこと。それぞれの農家に野菜の一番おいしい食べ方を尋ね、それをヒントに開発を進めたそうです。
写真は「合馬のタケノコドレッシング」を作っている工程のひとつで、粗めに刻んだ合馬のたけのこと福岡県産丸大豆醤油を合わせているところです。
味噌や醤油同様に、ドレッシングも徹底した衛生管理と品質管理のもと、ベテランのスタッフたちによって丁寧に作られていました。
野菜で作った、パン専用の調味料
野菜を生かした調味料の第2弾として、2020年に誕生した商品です。アンケートを行ったところ、日本人が食べる朝食の約7割がパン食だという事実を知った五嶋さんは、パンに塗って楽しむムースを開発しました。味は「ポテト・チーズ」「アボガド・ナッツ」「トマト・海老」など全5種類。どれも砂糖を使わず、野菜本来の自然な甘みが味わえるのが特長。中でも「トマト・海老」は日本野菜ソムリエ協会の調味料選手権2022「パンのおとも部門」で最優秀賞を受賞したそうです!
今回紹介した商品は、地元百貨店や小倉駅、リバーウォーク内「里山商会」、門司港おみやげ館などでも購入可能。北九州の恵みが詰まった調味料は、お土産にも喜ばれそうです♪
※令和4年3月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- ごとう醤油
- 電話番号
- 093-671-1171
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 八幡東区日の出町1-3-18
- 営業時間
- 9:00~18:30
- 店休日
- 日・祝日
- 駐車場
- あり(無料駐車場)
- ホームページ
- https://goto-shoyu.com/
この記事を書いた人
タニグ
かつて北九州に存在したタウン誌の編集部OG。当時は1日5件という鬼のような飲食店取材も何食わぬ顔でこなしていたけれど、今は食べ放題と脂っこいものがNGなお年頃になったフリーのライター。オジ様率の高い食堂や居酒屋を好みます。