千草ホテル
テイクアウト・お土産
鉄の味がする金平糖!? 老舗ホテルから生まれた北九州・新名物
2022年12月1日
料理分野でも揺るぎない信頼を得る「千草ホテル」
大正3年。官営八幡製鐵所の活気に沸く八幡のまちに、料亭として誕生したのが千草ホテルの起源。
100年以上もの歴史を持つ千草ホテル、料理の評判でも地元民たちの圧倒的な支持を得ているんです。婚礼はもちろん、館内にはフレンチ、割烹、カフェ、パティスリーなど、その醍醐味を堪能できるお店が揃っています。
地産地消に取り組み、北九州産品を続々発信するパイオニア
ホテルでは、20年以上前から「地産地消」に取り組んでいるそうです。地元の農家、漁師、猟師など生産者とのネットワークを大切にし、地元の魅力を市内外へ発信しています。
そんな中、生まれた商品のひとつが「オリジナルドレッシング」。
糖度の高さで知られる「若松とまと」や、北九州近郊農家直送の「赤たまねぎ」など、地元産野菜を使ったドレッシングは、お土産にも自宅用にもうれしいアイテム。
館内カフェのサラダバーでは3種類のドレッシングを体感できます。
“鉄のまち”だからこそ誕生した、“鉄の味”のする金平糖
そして、誕生するやいなや数々のメディアでも紹介されたのがこちら「鐵平糖(てっぺいとう)」。
まずは実食。
口に入れた瞬間、「鉄――――――!」
いや、鉄を舐めたことがあるかといえば記憶にはないけれど、
…でも、「鉄――――――――っ!」
錆びた風合いの鉄風味が見事に再現されてる!そして、口の中を転がし続けると、だんだんと金平糖の甘みがふわ~っ。この流れがクセになる不思議な、初めての風味に驚き!
こちらの「鐵平糖」は、地元の老舗・入江製菓株式会社さんとの強力コラボ。
官営八幡製鐵所関連施設がユネスコ世界文化遺産として認定されたのを機に、「鉄の味がする金平糖とか、できたら面白いんじゃないかなあ」という、「千草ホテル」スタッフの発案から誕生。
「鉄のまちの新銘菓」として、注目を集めています。
お土産や冷凍惣菜、スイーツのお店もプロデュース
2022年夏、ホテル内にテイクアウト専門のお店「6kozzy(シックスコージー)」がオープンしました。
店内には、最先端の急速冷凍を取り入れた冷凍惣菜の数々。スープ、オードブル、スイーツなどの冷凍食品のほか、珍しいジビエ料理も。ホテルの本格的な料理を自宅で気軽に食べられるとあって、取材中も多くのお客さまが訪れていました!
「鐵平糖」や「オリジナルドレッシング」もこちらで購入できます。
そのほか、焼き菓子コーナーには、地元の老舗メーカー「ごとう醤油」さんとのコラボ商品「味噌フィナンシェ」や「醤油サブレ」も。
地域に根付いた老舗ホテルで、北九州の味を楽しんでみませんか?
※価格はすべて税込。令和4年11月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- 千草ホテル
- 電話番号
- 093-671-1131
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 八幡東区西本町1丁目1-1
- 営業時間
- (6kozzy)11:00~19:00
- 店休日
- (6kozzy)不定休・年末年始
- 駐車場
- あり(無料駐車場)
- ホームページ
- https://www.chigusa.co.jp/
この記事を書いた人
NASSE MIHO
NASSE編集部スタッフ。食べることが大好き。NASSE読者さんたちで作る「競馬女子部」メンバーでもあり、小倉競馬開催時はほぼ出没中。推し活にいそしむカメラ女子でもある。日課は愛犬との散歩。