素敵なお菓子と夢と地元愛にあふれた、心ときめく童話のような世界

一歩足を踏み入れたとたん魅了される“プチテーマパーク”

豊かな海や山に恵まれた若松区の北側にある「響灘ビオトープ」。もとは埋め立て地だったところに自然発生した、さまざまな貴重な生き物たちの生息場所です。
そこから車で少し走ると、まるで童話に出てくるようなお店が見えてきます。

2008年にオープンした洋菓子店「クラシック・ノン1982」。2021年10月のリニューアルで、オーナーパティシエの西田規通(のりゆき)さん自らが考え抜いて手がけた、夢の詰まったお店に生まれ変わりました。

思わず冒険気分に浸れる童話みたいな空間。

中に入ると、心ときめく世界が待っていました。
ショーケースと棚に並んだたくさんのケーキや焼菓子たち。天井まで届きそうな大きな木があり、季節によって桜やひまわりが咲いたり、クリスマスツリーになったりして楽しませてくれます。

ケーキも焼菓子も種類豊富。どれを選ぶか迷うのも楽しみのひとつ。

お土産コンテスト金賞に輝いた「若松かっぱ最中サブレ」

素敵なお菓子に囲まれた一角に、若松にちなんだ商品が揃うコーナーを発見。
若松のかっぱ伝説をもとにした「若松かっぱ最中サブレ」は、第3回「若松のお土産コンテスト」で金賞を受賞。可愛いかっぱの形をした最中にサブレを挟み、米粉を使ったさくっと軽い口どけの食感が魅力です。

「若松かっぱ最中サブレ」1個200円。5個（箱入り）(プレーン×2・きなこ・チョコ・いちご) 1,280円。

若戸大橋を象徴する色、赤で表現した「若松カステラ」。しっとりとした柔らかな生地と、優しく広がる上品な甘さが人気です。

「若松カステラ」1個220円。5個(箱入り)2,000円。

若松区は石炭の積出港として栄えたまちでもあり、それをイメージして作られたのが「若松石炭」。黒い見た目はインパクト大ですが、オレンジピールと胡桃が入り、贅沢にコーティングしたチョコレートとのバランスが抜群のパウンドケーキです。

「若松石炭」1個185円。1本(箱入り)950円。

若松らしさを生かした商品は他にもまだまだあります。

若松区の幸せな未来を描いた「太陽のマドレーヌ」、地元の醤油を使った「大町亭 醤油パイ」、梅雨の季節には美しい生菓子「高塔山のあじさい」、「若松トマトロール」など、とにかくアイデアも愛情もあふれています。

子どもも大人も冒険気分で非日常の素敵なひとときを満喫

低い間口をくぐって入ったカフェスペースから、外国の街並みのように見える店内。

思わず冒険気分になる雰囲気のお店の奥へ進み、少し低くなった間口をくぐると…カフェスペースが出現。ここでは、名物の「若松タワーパフェ」(4～5月末)をはじめとした旬のパフェやケーキセットが味わえます。

西田さんが商品のケーキやお菓子だけでなく、大人も子どももうっとりするほどの非日常の空間にこだわったのは、見やすく買いやすく、選ぶ楽しさとストーリーのある“プチテーマパーク”を実現したかったから。

学生時代はサッカーに熱中し、今もそのつながりを大切にして、さまざまな挑戦を続ける西田さん。熱い思いはお店づくりにも反映され、これからも新たな展望を見据えています。

※令和4年12月現在の情報です。

店舗情報

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