洋菓子工房 牧歌(ぼっか)
テイクアウト・お土産
ありそうでなかった!一度食べたらリピート確定「プリンロール」
2022年3月2日
名物「プリンロール」は絶妙で最高のハーモニー
戸畑区天籟寺の交差点で、目を引くレンガ造りの可愛い建物。大阪で修業を積んだ店主の玖村修さんが1999年から営むケーキ店です。今回のお目当ては名物の「プリンロール」。では、いざ店内へ!
ショーケースには「森の妖精」「星の涙」といった心躍るネーミングのケーキが並びます。やわらかい皮のシュークリーム「鈴の音」、生クリームたっぷりの「牧歌のなめらかプリン」も人気なのだそう。
じゃーん、これぞ玖村さんが試行錯誤を繰り返して誕生した「プリンロール」です!
プリンをロールケーキで巻く、というありそうでなかった発想ですが、大阪時代に磨いた技と100軒以上のケーキ店を食べ歩いて研究した経験、独自の感性が光っています。
中央に鎮座するのは、少し硬めに仕上げたブリュレ風のなめらかプリン。それを口当たりの良い生クリームと、しっとりふんわりのスポンジ生地で巻き、少し苦みのある表面の艶やかなカラメルコーティングが絶妙にマッチ。それぞれがおいしさを引き立てながら、見事なハーモニーを奏でます。
これはリピーターになるファンが続出なのも納得ですね。
いちごをふんだんに使った幸せスイーツ
見目麗しい「練乳いちごロール」は、中にもいちごが丸のまま入った贅沢な逸品。練乳を合わせたクリームとの相性も抜群で、ひと口ごとに幸せで満たされます。
こちらもいちごをふんだんに使ったタルト。この美しさと豪華さは、もはや小さないちごタワー。生地の底に手作りカスタードクリームを入れ、アーモンド風味のスポンジ、カスタードクリームの層にして、食べやすいように工夫がされているのもうれしい。
昔ながらの和菓子屋さんを併設
さてさて、1枚目の写真をよく見ると「くむら」という看板が隣に。じつは玖村さんのご両親がもともとこの場所で創業した和菓子店なんです。
季節の和菓子のほか、目に留まったのが2つの北九州銘菓。
黄身餡を薄皮で包んだ「洞海 若戸大橋」と、砂糖でコーティングしたマシュマロのような生地の中に黒餡が入った「天籟寺餅」。お茶請けやお土産にも喜ばれそうです。
親しみやすいこだわりの洋菓子と、どこかホッとするような和菓子。
2つのお店の自慢の商品が一度に楽しめる素敵なお店です。
※令和4年4月現在の情報です。
店舗情報
- 店舗名
- 洋菓子工房 牧歌(ぼっか)
- 電話番号
- 093-871-3173
※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
- 住所
- 戸畑区天籟寺2-11-20
- 営業時間
- 9:30~19:00
- 店休日
- 木曜日、その他不定休
- 駐車場
- あり
この記事を書いた人
sammiek
北九州を偏愛する、小倉北区生まれ戸畑区在住のライター。おしゃべりとお酒とおいしいものが好きで、「これはいい!」と感じたことを誰かに伝えずにはいられない性分。地元初&発やご当地限定には喜び勇んで飛びつき、何でもすぐに検索する調べ魔でもある。