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だるま堂

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テイクアウト・お土産

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”小倉らしさ”を味わうならここ! 1945年創業「焼うどん」発祥の店

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「焼うどん」誕生の地から、北九州の食文化を全国へ広めたい

※現在、小倉井筒屋本館6階にて営業中です。(令和6年5月現在)

「鳥町食道街」魚町銀天街に繋がっている。

小倉駅から徒歩3分。昭和の香り漂う「鳥町食道街」へやってきました。入ってすぐ左手に、焼うどん発祥の店「だるま堂」があります。1945年の創業以来、同じ場所で同じ味を守り続けています。

終戦直後の食糧難の時代に、焼そば用のそば玉が手に入らず、干しうどんで代用したのが「焼うどん」の始まりです。これが地元の人々の胃袋をつかみ、定番メニューに。小倉から全国へと広まっていきました。

1階はカウンター席(4席)、2階はテーブル席(10席)。

初代店主の弁野勇次郎氏から、二代目の坂田照義・チヨノ夫妻が店を引き継ぎ、多くの人に愛されてきました。現在は、三代目として「小倉焼うどん研究所」が受け継いでいます。「焼うどんを通して、北九州の豊かな食文化を全国に広めたい」と、所長の竹中康二さんは語ります。

創業当時から変わらない味。 「だるま堂」オリジナルの「天窓」

「天窓(だるま堂味)」700円。テイクアウト可。(写真提供:だるま堂)

「天窓」とは、目玉焼きをトッピングした焼うどんです。天窓から望む月に見立て、その名が付けられました。具はキャベツ、玉ねぎ、豚バラ肉のみ、豚の背油で炒めています。あっさりしたソースに魚粉が香ばしく、和風の味わい。細めの麺はコシがあります。目玉焼きを割ると、溢れた黄身が麺と絡んでまろやかに。底には薄い小麦粉の生地が隠れていて、これがまたモチモチで美味しいんです。

オリジナルの「だるま堂味」の他に、「小倉焼うどん研究所味」もあります。こちらは生麺を使い、こってり濃い味が特徴。2種類の食べ比べもおすすめです。

地元の人気ベーカリーとコラボ。 こだわりの「焼うどんパン」

「焼うどんパン」200円。

焼うどん(小倉焼うどん研究所味)をたっぷり挟んだ「焼うどんパン」。地元の人気ベーカリー「グランド・アムール」に特注したパンには、濃い味のソースに合うよう塩昆布が入っているそうです。パンに塗ったからしマヨネーズがアクセント。一つでも大満足のボリュームです。旅のお供にテイクアウトしたいですね。

祭りでにぎわう小倉の夏。 ソウルフードをお土産に

「だるま堂焼うどんセット」5食入り1,500円、2食入り各700円。ソースは各600円。

「だるま堂焼うどんセット」は、乾麺、ソース、魚粉がセットになっています。豚バラ肉、キャベツ、玉ねぎを加えれば、家庭でお店の味を再現できます。家族や友人へのお土産にぴったり。「焼うどんは小倉発祥って知ってた?」と、会話も弾みそうです。

小倉では、7月に「小倉祇園太鼓」、8月に「わっしょい百万夏まつり」が開催されます。地元の人々も心躍る季節。全国からも観光客が訪れます。祭りの熱気とアツアツの「焼うどん」をお楽しみください。

 

※令和5年6月現在の情報です。

店舗情報

  • 店舗名
  • だるま堂
  • 電話番号
  • 093-287-5215(小倉井筒屋店 093-522-2663)
    ※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
  • 住所
  • 小倉北区魚町1-4-17(R6.5月現在、小倉井筒屋本館6階にて営業中)
  • 営業時間
  • ※小倉井筒屋店は11:00 - 19:00 L.O. 料理18:30
  • 公式SNS

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この記事を書いた人

まと

趣味は読書。好きが高じて一棚古本屋を始める。Instagramで読んだ本を紹介中。食事はカロリーより美味しさ重視。新しいもの、そこでしか食べられないものを心から楽しみたい。

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