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あつキタ

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あつキタ

波型背景

まつ屋菓子司

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テイクアウト・お土産

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とろけるような食感と優しい甘さで癒してくれる老舗の銘菓

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創業90年を誇る、まちの和菓子屋さん 

歴史のある古い町には、その地域を代表するような和菓子屋さんの存在があります。戸畑区役所から歩いて10分弱の場所にある、天神商店街の「まつ屋菓子司」もその一つで、なんと創業90年という歴史を誇ります。

最寄りのバス停は「天神二丁目」。以前あつキタで紹介した鉄板焼き専門店「平凡」の近くです。

こぢんまりとした店内には和菓子だけでなく、洋菓子、焼き菓子などさまざまなお菓子が並んでいます。

とろけるような食感は、職人のなせる技

そんな老舗の絶対的エースは、白くて丸い、ゆで卵のような見た目の「戸畑音頭」(1個140円)。

脱酸素剤を入れた状態でビニール包装をした写真の状態だと、2週間程度は日持ちO K。

2代目の奥様の話だと、「戸畑音頭」は戦後まもなく考案されたお菓子ですが、その頃から味や大きさなど何も変えていないとのこと。

地元の方たちが手土産として購入するのはもちろん、県外からのオーダーもあり、何年も購入しているリピーターの中には、お茶の先生もいるそうです。

自宅で「戸畑音頭」を半分に切ってみました。しっとりした淡雪(あわゆき)が黄身あんを包みこんでいます。口に入れると淡雪と黄身あんが溶けて混ざり合い、優しい甘さがフワッと広がります。

素材の味を大切にした、とてもシンプルなお菓子ですが「あんを包む工程が難しく、他店ではなかなか真似できない」という職人技。2代目がしっかりとその技と味を受け継ぎ、「戸畑音頭」は一つ一つ丁寧に手作りされています。

なお、お店の方のおすすめは「冷凍したものを半解凍して味わう」食べ方。日持ちもするし、食感がシャリっとして、常温とは違う美味しさが楽しめるそうです。

懐かしい味わいに胸キュン!和菓子屋さんのアップルパイ

「まつ屋」は90年もの歴史を誇る老舗の和菓子店ですが、以前はケーキなどの洋菓子も作っていたそうです。その名残として今も常連さんたちに人気なのが、艶やかな光を放つ「アップルパイ」(1個300円)。

もちろんリンゴはお店でじっくり炊いた自家製。品種は「王林」を使うのが店主のこだわりで、リンゴの優しい甘さに心が和みます。アップルパイを目当てに訪れるファンもいるそうですよ!

洋菓子のテイストは「銘菓 夕月」(1個130円)にも。生地にグラニュー糖やバターが入っており、トッピングの胡桃が味のアクセントになっています。「ぎおん饅頭」(1個130円)はカステラ生地のお饅頭です。

季節ごとに変わる生菓子は見た目もキレイ。「あわ雪」や「水羊羹」など一年中ショーケースに並ぶ商品もあります。

「昔、仕事で戸畑に住んでいた方が、転勤で引っ越しされたあとも注文をいただきますし、遠く海外からもご注文いただくことがあります。長くご贔屓にしてくださるお客様のためにも、この味を守っていけたらと思います」と2代目の奥様は決意を語ってくれました。

お店のある天神商店街には、焙煎にこだわるコーヒー専門店や模型店などもありますし、冒頭でも紹介した人気店「平凡」もすぐ近くにあります。戸畑のおいしい名物を、はしごして楽しんでみてください♪

※価格はすべて税込み。令和5年8月現在の価格です。

店舗情報

  • 店舗名
  • まつ屋菓子司
  • 電話番号
  • 093-871-5173
    ※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
  • 住所
  • 戸畑区天神2−2−2
  • 営業時間
  • 9:30~18:00
  • 店休日
  • 日曜日
  • 駐車場
  • 有り(1台)

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この記事を書いた人

タニグ

かつて北九州に存在したタウン誌の編集部OG。当時は1日5件という鬼のような飲食店取材も何食わぬ顔でこなしていたけれど、今は食べ放題と脂っこいものがNGなお年頃になったフリーのライター。オジ様率の高い食堂や居酒屋を好みます。

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