今月のいちおし情報
【特集】「北九州国際映画祭」情報、ロケ地巡りなど〝映画の街・北九州〟をご紹介
2023年11月27日
実は北九州市は「映画のロケ地」としても知られる街なんです。30年以上前から映画やドラマなどのロケの誘致・支援に取り組み、今では「映画の街・北九州」という都市ブランドが根付いています。
今回の特集では12月開催の「北九州国際映画祭」、老舗映画館の再建OPENなどの最新情報や、北九州市内のロケ地も一挙ご紹介。「映画の街」が一層盛り上がるこの時期に、ぜひ巡ってみよう♪
北九州市初となる国際映画祭「北九州国際映画祭」を開催【12/13~17】※終了しました
北九州市は全国に先駆けてフィルム・コミッション事業に取り組み、30年以上にわたる活動を通して「映画の街・北九州」との都市ブランドを確立するとともに、培ってきた映画文化をさらに発展させるきっかけとして「北九州国際映画祭」を開催します。
■開催日 令和5年12月13日(水)~17日(日)
■開催場所 J:COM 北九州芸術劇場、小倉昭和館、シネプレックス小倉
■開催内容 国内初上映の国内外の作品等を上映する「KIFFプレミア作品」上映会をはじめ、「青山真治監督追悼特集上映 帰れ北九州へー青山真治の魂と軌跡」や「松本零士氏追悼上映会」、「みうらじゅん氏セレクション松本清張作品上映会」、映像制作に関する講演会など映画に関する多彩な催しを実施します。
★最新の情報は北九州国際映画祭のHPやSNSなどをご確認ください。
◎公式HP https://kitakyushu-kiff.jp/
◎北九州市HP https://www.city.kitakyushu.lg.jp/shimin/26501496.html
◎X https://twitter.com/i/flow/login?redirect_after_login=%2Fkiff202312
◎Instagram https://www.instagram.com/kiff202312/
◎YouTube https://www.youtube.com/@KIFF_Kitakyushu
歴史ある映画館「小倉昭和館」がついに再建OPEN
2022年、二度の大規模火災に見舞われた旦過市場。その一角にある創業80年以上の老舗映画館「小倉昭和館」も被災、その歴史ある建物は全焼してしまいました。創業以来、高倉健氏をはじめ多くの名優に支持され、多くの市民に愛された映画館。その再建を支援する声も広がり、再開に向けてのクラウドファンディングには多くの方が参加されました。そして2023年12月、ついに再建オープンが決定しました。
12月8日・9日にプレオープン(抽選:申込受付終了)、「北九州国際映画祭」ではこけら落とし上映会、そしてついに12月19日に本格オープンします。
【北九州国際映画祭・こけら落とし上映】
■開催日時 12月14日(木)~17日(日)
■開催場所 小倉昭和館(小倉北区魚町4丁目2-9) ほか
■特別企画 「青山真治監督追悼特集上映 帰れ北九州へー青山真治の魂と軌跡」(北九州市出身の映画監督・青山真治監督の追悼特集上映)
※料金や上映時間など詳細は北九州国際映画祭公式HPへ。
門司港レトロの「松永文庫」で北九州国際映画祭関連イベント・特別企画展を開催中
松永文庫は平成9年、故松永武氏がおよそ60年にわたって収集した映画芸能関連の資料を、自宅(門司区長谷)を開放して無料公開し誕生しました。現在は門司港レトロ地区へ移転、北九州市の文化施設として資料展示を行っています。
このたび、「北九州国際映画祭」と連動し、撮影・舞台・原作・映画人など、北九州市ゆかりの映画作品の所蔵資料から155点(95作品)を入場無料で公開中です。レトロの街を散策される道すがら、ぶらりと立ち寄ってみてください。
【北九州国際映画祭関連イベント『映画の街・北九州』特別企画】
■開催日 ~令和6年1月8日(月・祝)まで
■開催時間 9:00~17:00
■開催場所 松永文庫 展示室(門司区西海岸1丁目3-5 旧大連航路上屋1階)
■料金 入場無料
■休館日 月曜日(祝日の場合、翌日休館)、年末年始(12/29~1/3)
■公式ホームページ https://www.matsunagabunko.net/
【聖地巡礼】北九州市に来たらぜひ立ち寄ってほしいロケ地11選
北九州市では1989年から映画やドラマ等の撮影誘致と支援に取り組んでおり、いまや数々の重要シーンに登場するロケ地として注目されています。日本では不可能といわれていた大規模撮影の実現など、多くの作品を誘致・支援しているのが【北九州フィルム・コミッション】。
今回は、北九州市の魅力を再発見できる多彩なロケ地をご紹介。話題になったあの映画も、大好きなドラマのあのシーンも…北九州市内を巡って見つけてみませんか?
■門司港エリア「あなたへ」「海猿」ほか
関門海峡を臨む西海岸や、明治から昭和初期にかけて建築されたレンガ造りの建物など、映画のワンシーンにぴったりの趣きある風景が広がる門司港。高倉健氏の遺作となった映画「あなたへ」のロケ地としても知られています。
■小倉エリア「相棒」「MOZU」ほか
道路や繁華街を封鎖しての大規模なロケや爆破シーンなど、大胆なロケが可能なのも北九州市ならではの魅力です。もちろん映画だけではなく、人気ドラマの佳境シーンにも選ばれています。
■その他エリア「図書館戦争」「デスノート」ほか
「北九州市立美術館」は建築家・磯崎新氏による設計。独特な外観とデザイン性のあるエントランスが人気映画などのロケに重宝されています。その他、国の重要文化財に指定され、日本夜景遺産にも認定された若戸大橋も注目のスポットです。