毎朝作り続けて32年！地元住民に愛される、自家製麺のそばとうどん

戸畑で働く人たちをお腹いっぱいにしてきた、町のそば屋さん

洞海湾岸を中心に企業の事務所や工場が立ち並ぶ、JR戸畑駅周辺。
北九州のシンボル・若戸大橋があることでも知られています。

今回ご紹介する「そば処 大久」は、1990年に開店以来、戸畑で働く人たちに愛され続けている自家製麺のそばとうどんの店です。最近、メディア取材やインターネットを通して、新たなファンが増え続けているそうですよ！

JR戸畑駅南口の正面にある県道50号線を、ウェルとばたの前を通って小倉方面に進むこと約7分。
看板が見えてきました。

落ち着きのある和のインテリア。家族連れに嬉しい小上がり席も！

「そば処 大久」は、店主である野村さんご夫婦が営むお店。
店内にはテーブル席と小上がり席、カウンター席が用意されています。

「できたてのものを提供したい」という思いから、30年以上前から自家製麺を続ける同店。
そばは、全国からその時期にいちばん適した産地のものを選び、国産のそば粉を粗びきにして、毎朝その日つかう分を製麺。そば粉８に対して小麦粉を２の割合で混ぜて作る、二八そばです。

うどんは一晩熟成させたものを使用。ダシは天然素材にこだわった自家製のかえしと、独自に配合したかつお節といりこ、昆布、さばから取っています。
地域の方に「いつも、ダシのいい香りがしますね」と声をかけられたこともあるんですって！

テーブル席と小上がり席。

野菜は国産で、豚肉は九州産のブランド豚、鶏肉は長崎県産のハーブ鶏を使用。卵は、飼料から選びぬいた輝黄卵のみを使っているそうです。素材へのこだわりは、麺だけでなく肉や野菜にも発揮されているんですね。

カウンター席と厨房。上には、メニューがズラリと並んでいます。

北九州の味・ゴボウ天と愛媛のじゃこ天がついた人気の定食

「じゃこごぼう天定食」825円。

丸天ではなく、じゃこ天というところがポイントです。

最近の一番人気は、ボリュームたっぷりの「じゃこごぼう天定食」。
そばとうどん、どちらも選べるということでしたので、今回はうどんにしてみました。
透明感のあるツルツルの麺はのどごし良く、適度にやわらかな食感。
定番トッピングのゴボウ天は、油っこくなりすぎないように細切りにしてあり、
高齢の方や子どもにも、食べやすそうです。
粗目のすり身を使ったじゃこ天は、名産地である愛媛から取り寄せているもの。
じゃこ天をうどんのトッピングとして食べるのは初めてでしたが、小魚のうま味が上品なダシのアクセントになって美味でした。
ちりめんご飯と小鉢もついて、大満足です！

会食や女性客に好評の「松花堂風 大久そば弁当」

「松花堂風　大久そば弁当」1,320円。

いろいろなものを少しずつ食べたい時には、「松花堂風 大久そば弁当」がおすすめ。
そば本来の風味を楽しめる粗びきの手打ちそばに、ごはんと天ぷら、サラダ、煮物がついています。
もちろん、天ぷらだって注文を受けた後に揚げてくれるので、サクサク、アツアツ！

これからの季節は、冬限定の「味噌煮込みうどん」が登場。３種類の味噌をブレンドした、コク深い一品とのことで期待大です。
そのほか、そばかうどんにから揚げ、ごはん、小鉢までついた「サービス定食」、働き盛りに大人気の「かつとじセット（ミニうどん付）」など、メニューのラインナップは豊富。
作りたてのおいしさをぜひ味わってみてください！

12月下旬には、縁起物の年越しそばも販売予定です。

※令和４年11月現在の情報です。

店舗情報

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