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波型背景

MOJiOJi

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テイクアウト・お土産

テイクアウト・お土産

モデルは愛すべき港町のアイドル ♡イケおじの魅力にハマるネオ和菓子

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おじさんキャラ”のお菓子が生まれたきっかけ

昔ながらの商店が軒を連ねる栄町銀天街に、今年3月に誕生した「MOJiOJi」(もじおじ)。

「おじさんは、かわいい。」がコンセプトのネオ和菓子「おじ焼き」のお店です。

栄町銀天街の東側に位置。レトロ地区から足を伸ばした門司生涯学習センターすぐそば。

場所は、地元で愛されてきた和菓子店「松栄堂」の跡地。出迎えてくださったのは、「MOJiOJi」の仕掛け人であり、門司港ゲストハウス「PORTO」CEOの井上夏樹さん。

古き良き文化の薫りがする煉瓦造りのビル1階。あえて残した古い看板と老舗風のモダンな店構えが雰囲気抜群。

なぜおじさんをモチーフにしたのか聞くと、「観光地・門司港の魅力を伝える名物がないと感じていました。親交のある人気ブロガーさんのひと言で、町で有名なおじさんをお菓子にすれば面白いと考えたんです」。

初おじモデルになった菊池さんを直撃!

初代モデルは仕掛け人の一人で「PORTO」代表の父親であり、老舗印章堂を営む菊池正幸さん。

手書き・手彫り一筋60年の印鑑職人です。うきは市吉井町で生まれ、縁あって門司港に移住。二代目として人生の大半をこの町で過ごしてきました。

初代モデルの菊池正幸さん。おじさんの顔型で焼くスイーツは日本初だとか。二代目モデルも検討中で、今後の展開が楽しみ。

優しげな目元に眉毛、おでこの横ジワ、ほうれい線まで菊池さんにそっくり。深みのある表情の中にもどこか愛嬌のある顔にほっこりしてしまいます。

おじ焼きになった感想を尋ねてみると、話を聞いた時点で全て決まっていて断れなかったとか。それでも「地元の常連客も通う息の長い店になって欲しい」と息子を想う父親の顔を覗かせます。

新名物「おじ焼き」を思い切って食べてみました

和と洋の文化が混在する町の新名物を作りたい、と試行錯誤を重ねた「おじ焼き」。回転焼き、鯛焼きに似た和菓子ですが、はちみつとバターを贅沢に使ったふわふわの生地が特徴です。

季節によって変わる中身は、常時3〜4種。北海道産小豆を丁寧に炊き上げた「つぶあん」は、上品な甘さで口の中で生地と合わさると、あんバターのような風味に。

つぶあん、カスタード&チョコ、焼きカレー味の「おじ焼き」(各300円)はテイクアウトが中心。生口島産有機レモンの甘酸っぱくて爽快な飲み口の「海峡レモンソーダ」(400 円)と良く合います。

口当たりなめらかなカスタードと濃厚なチョコが口の中で溶け合う「カスタード&チョコ」は、まさに王道のコラボレーション。

ご当地グルメを手軽に食べるなら、「焼きカレー味」を。程よくスパイシーなビーフカレーとチーズ、卵を練り込んだ生地と相性抜群。小腹が空いたときのおやつに良さそう。

自分のお土産にも欲しくなる「MOJiOJi」グッズ

焼き上がりを待つ間に心惹かれたのが、「MOJiOJi」のオリジナルグッズ。

古道具市でひと目惚れしたという入口の古木の引き戸を基準に内装を決めたとか。洗練の中にも温かみのある空間が心地良い。店内やお店前の木のベンチでイートインも可能。

愛称「ネムおじ」のイラストがワンポイントの「巾着」、おじさんや観光名所など絵柄9種の中からガチャガチャ方式で選ぶ「缶バッジ」もあり、旅の思い出にぴったりです。

「巾着」(1,300円)の「ネムおじ」は、菊池さんが仕事場で居眠りをしている姿がモチーフ(笑)。袋の中身が見えないように封を閉じてある「缶バッジ」(1回300円)は、栄町銀天街など欲しい絵柄に出合えるまで通いそう。

「MOJiOJi」から3分程歩くと、菊池正幸さんの妻が看板娘を務める「てるちゃんのバナナジュース」にたどり着きます。2つのお店をハシゴして、今までとはひと味違った街歩きを楽しんでみては。

令和58月現在の情報です。

店舗情報

  • 店舗名
  • MOJiOJi
  • 電話番号
  • 080-6414-5416
    ※お問合せまたはご予約の際は「あつキタ」を見たとお伝えいただくとスムーズです。
  • 住所
  • 門司区栄町3-16 新栄ビル1F
  • 営業時間
  • 11:00~16:30 ※季節や時期によって変更の場合あり
  • 店休日
  • 月曜~木曜
  • 駐車場
  • なし ※近くにコインパーキングあり
  • 公式SNS

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この記事を書いた人

あらい くまこ

空の雲でさえ、綿飴に見えてしまうほど食いしん坊なフリーライター。食べ物を目当てに国内外を旅した機会は数知れず。食品開発、スイーツ店勤務の経験も持つ。市内の産婦人科内のサロンでアロマセラピストとしても活動中!

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